日の丸 ～それは今なのかもしれない～

「乱世備忘 僕らの雨傘運動」を観ながら日本とはこうも違うかと思いつつも、半世紀前の日本と現在の日本でもまったく価値観が変わってますね。🎌

「日の丸と言ったらまず何を思い浮かべますか？」
「日の丸の赤は何を意味していると思いますか？」
「日の丸はどこに掲げたら美しいと思いますか？」
「あなたはこの国と家族どちらが大切ですか？」
「外国人のお友達はいますか？」
「もし戦争になったらあなたはその人と戦うことができますか？」
「日の丸を振ったことがありますか？」
「日の丸がこの国の国旗であることを誇りに思いますか？」
「君が代がこの国の国歌であることも誇りに思いますか？」
「最後に伺います。あなたが日の丸に思うことをひと言で言ってください。」

TBSドキュメンタリー史上、最大の問題作と呼ばれた作品がある。1967年2月放送、街頭インタビューのみで構成された番組『日の丸』。

「日の丸の赤は何を意味していると思いますか？」
「あなたに外国人の友達はいますか？」
「もし戦争になったらその人と戦えますか？」

放送当時に閣議で問題視され、長年タブーとされてきた本作が現代に甦る。2022年と1967年、2つの時代の『日の丸』インタビューの対比を中心に、「日本」の姿を浮かび上がらせていく。

https://www.tbs.co.jp/kaihou-ku/archive/20220213.html

1967年の構成は、寺山修司である。